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年中行事のいわれを知っていますか? 日本列島には四季があります。その上.南北に細長く自然や文化が実に多彩で豊かです。その豊かさが立体感をもって現れるのが.年中行事と祭礼です。 春には花が咲き実を結ぶことを祈る祭。神様を歓迎して豊作を祈ります。 夏には水の祭。海や川から先祖霊を迎え、厄神を退散してもらいます。 秋には収穫感謝祭。「花鳥風月」とりわけ月の霊の訪れを待ちます。 冬には神様をもてなす祭。季節が順調に巡りくることを約束してもらいます。 本書では、これらの伝統行事と祭礼を中心に、現代の行事、記念日、外国の行事も取り上げ、イラストを多様して解説しました。理解の助けとなるよう、暦や方位の項目も設け、多くの昔話・伝説にも触れています。 本書の冠婚葬祭の項目で、年中行事とは、季節の巡りに従って展開された暮らしの図式である、としました。読者の方々には、できれば、正月から順番に読み進めていただくよう願っています。必ずや、なるほど、との実感が得られると思います。

Price¥1,650
出版情報一藝社長沢 ヒロ子/大沢 裕

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