『水商売』とは、どういう意味なのか? 必ずしも、夜のお仕事を指す言葉ではありません。 お客様相手の商売を【水商売】と言うのです。 お客様が『器』であり、サービスを提供する側が『水』です。 伝説のゲイホテル『ホテル千雅』の生みの親が残した答え。 それはお客様とスタッフに対する愛のあふれるものだった。 <知る人ぞ知る渋谷の歴史> 道玄坂と国道246の交差したあたりの円山町。 そこに佇む「ホテル千雅」は、元々はごく普通のホテルでした。 そのホテルを買い取り【ゲイ専用ホテル】を作り上げた男がいます。 それが、本書の著者の父親です。 抜群のビジネスセンスと突飛なアイデアにより、様々な事業を展開していきます。 時代を見据え、常にアンテナを張り、新しいものを追い求める探求心。 ホテル千雅だけではなく、あらゆる『水商売』を試行錯誤して生み出しています。 そして、潮時の見極めも商売人として生き残る秘訣だと気付かされます。 日本の国難とも言える状況は、個人や商売にも大打撃を与えます。 その時代による苦難を乗り越える一家の生き様が読み取れます。 荒波を乗り越える「運」は、もがく者にのみ訪れるモノかもしれません。 <目次> ・はじめに ・第二次世界大戦 ・帰国した日本 ・父親のホテル開業と都落ち ・渋谷の道玄坂上「ホテル千雅」で返り咲き ・初めての社会人デビュー ・水商売とは? ・その後の「ホテル千雅」1 ・その後の「ホテル千雅」2 ・奇跡の回復 ・千葉に行き焼肉店「ベニハナ」で返り咲き ・バブル崩壊と狂牛病と父の死 ・私と妻の人生と、母の介護と死 ・奇跡の宝くじ売り場とリーマンショック ・あとがき

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