Prev
Next

愚かな乙女は氷の城主に恋いこがれ、 我が子と3人で家族になりたいと願った。 ディオニは美貌の家族の中でただ一人、地味でめだたない存在だった。 そんな彼女は兄の親友のシチリア富豪アルセウに片想いをしていた。 兄の結婚式の日、雨の中で彼に抱きしめられ、純潔を捧げたが、 「哀れみからしたこと」と言われて深く傷ついてしまう。 妊娠に気づいても、ディオニはアルセウに伝えるつもりはなかった。 あんなことを言った男性が私や子供に興味を持ち、求めるわけがない。 ディオニは故郷を離れてニューヨークへ行き、一人で暮らしはじめた。 だがある日、外出から戻ると、家の前にアルセウが立っていた。 「僕と結婚してもらう」その言葉は命令だった。 父親や周囲の人の無関心にも負けず、明るくふるまってきたヒロイン。ヒーローの命令口調のプロポーズを受け入れたのは、いつか想いが届くはずと信じていたからでした。不器用ヒロインの一生懸命な初めての恋を応援してください! 〈独身富豪の独占愛〉第2作。

Price¥740
出版情報ハーパーコリンズ・ジャパンケイトリン・クルーズ/岬 一花

Related products

See all products