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「あんたのことは人として認めない」……僕にそう宣言する妻の借金800万円が発覚したのはふとしたきっかけだった。金銭感覚、子どもの教育方針、そしてコミュニケーションのあり方……。惹かれ合って結婚したふたりの溝はどのように修復できるのか。専門家への丹念な取材を通して、現代夫婦の在り方に迫る。 夫婦の陥りがちな問題に答えてくれたスペシャリストたち ○横山光昭さん(家計再生コンサルタント) ○石田勝紀さん(教育評論家) ○栗原加代美さん(女性・人権センター主宰) ○鈴木泰堂さん(法華山示現寺住職) ○三浦瑠麗さん(国際政治学者) 【目次】 はじめに 結婚10年目、救急車で運ばれたあの夜  第1章 借金800万円の発覚、そしてーー弱者夫の僕はなぜ立ち上がれないのか 第2章 日本の夫婦の現状とはーー政府研究会の最新データを読み解く 第3章 さっそく「仮面夫婦沼」--既婚者合コンに行ってみた 第4章 「借金沼」からの脱出方法はーー「家計再生コンサルタント」に聞く 第5章 子どもの将来も食い違う「教育方針沼」--評論家は「むしろ幸運」と言うが 第6章 増える妻から夫への「暴力沼」--加害者更生プログラム主催者に聞く 第7章 「あんたの存在を認めない」という「シカト沼」--カリスマ和尚が諭す夫婦の「ご縁」とは 第8章 夫婦関係によく効く薬はあるのかーー国際政治学者・三浦瑠麗さんとの対談 【著者略歴】 富岡悠希(とみおかゆうき) ジャーナリスト、ライター。1970年代、関東生まれのポスト団塊ジュニア。大学卒業後、就職氷河期時代に某報道機関に入社。記者として社会、経済、国際分野などを約20年多方面に取材する。その後、ネットメディアに執筆の主舞台を移し、雑誌のライター業も。夫婦や家族のほか、貧困、ネットの誹謗中傷問題などにも関心を寄せている。「一筆入魂」をモットーとして、目線の低い取材を心がけている。

Price¥979
出版情報ポプラ社富岡 悠希

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