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ワインよりも痺れる禁断の味 妖艶な吐息にたっぷり酔わされて …… 熟女にくらくら書下し官能! 売れないミステリー作家・信充は新しい女性編集者に「この街を舞台にしたらどうか」と提案され、ネタを求めて地元の街をさまよう。 〈愛人〉という名前に淫靡なものを感じて入ったワインバーの美しいママとはバツイチ同士で話が合い、そのまま淫戯に及ぶ。 この出来事に戸惑い、ためらいながら翌日から店に通い始めるが、客の女性にも迫られて……。書下し官能! ◆ 著者について 橘真児(たちばな・しんじ) 新潟県出身。1996年『ロリータ粘液検査』(マドンナメイト文庫)でデビュー。 「もっとも青春小説的な官能作家」と評され、注目を集める。 以降、グリーンドア文庫、フランス書院文庫、フランス書院美少女文庫、双葉文庫、祥伝社文庫、竹書房ラブロマン文庫他で執筆。 教員をしながら執筆活動を続けてきたが、のちに専業作家となる。 著作に『診てあげる 誘惑クリニック』『理想の玩具』『語学教室 夜のコミュニケーション』『人妻遊園地』『人事部 夜の悩み相談室』『人妻部 夜の社員研修』 『奥さまの細道 人妻めぐり』『人妻食堂 おかわりどうぞ』『人妻の筆下ろし教室』『あの日抱いた人妻の名前を僕達はまだ…』(以上、二見文庫)など多数。 プロローグ …… 7  第一章 初めての店でしっぽり …… 17 第二章 やさぐれОLの匂い …… 79 第三章 初摘みの甘いブドウ …… 151 第四章 熟女サンドで酔わされて …… 228 エピローグ …… 291  いい年をして、溜まった欲望を右手で放出しているとは、言えなかった。 「いや、まあ、特には」 「オナニーも?」  ストレートな単語を口にされ、信充は絶句した。 (旦那さんと別れてから本当に何もなくて、欲求不満なのかな)  成熟した色気が匂い立つ女体は、男無しでは生きられなくなっているのか。などと、いささか失礼なことを考えたところで、またも美女の手が動く。 「う──」  信充は堪えきれずに呻いた。ほんのかすかなタッチながら、指が股間のシンボルに触れたのである。 「ここ、熱くなってますよ」  囁かれ、頭がクラクラした。 「久実さん……」 「ひどいわ、高地さん」 「え?」 「わたしが勇気を振り絞ってここまでしているのに、何もしてくれないなんて」

Price¥775
出版情報二見書房橘 真児

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