それは、「正しい親」幻想が原因だった! 第一線の家族社会学者による、「家族観」を一新する衝撃報告! 「親になろうとしてごめんなさい」。ある幼女虐待死事件の裁判 で、継父の被告が発した言葉はすべてを象徴していた。“ステッ プファミリー= 再婚者の子がいる家族” では、継親の善意が子 どもを追いつめやすい。「親代わり、良い親にならなければいけ ない」。日本の伝統といえる家族観が親も子も不幸にしている。 現実を受け止めた先に見える、親子が幸福に生きる“家族の形”。 ●継父を「パパ」と呼ばせても、 子どもは何年たっても、新しい父とは思わない。 ● 実母が子どもに失望される瞬間は、 継父との「親子」喧嘩にあった。 ● 2組の親子の生活空間を分け、 みんなが安心できる再婚家族づくりに成功。 社会が子どものセーフティーネットを創り直し、 多様な家族が“子ども中心”に幸せな暮らしを築くための、最良の処方箋! 第一章 家族の悲劇をどう読むかーー虐待事件の背景にある離婚・再婚 第二章 離婚・再婚の変化と「ふつうの家族」 第三章 「ふたり親家庭」を再建する罠  第四章 世帯を超えるネットワーク家族へ 第五章 ステップファミリーの未来へーーどのような支援と制度が必要か

Price¥990

Related products

See all products