
「ビッグデータ」と「経済理論」で解明! K-POPガールズグループの過去・現在・未来 ◎TWICEジヒョがサビを担当する合理的な選択 ◎第3世代ガールズグループはなぜ9人以上なのか ◎なぜ乃木坂46はBLACKPINKを超えられないのか ◎少女時代がメンバーを補充しなかった理由 ◎ガールズグループ7年目のジンクス など22のチャプターで構成。 K-POPガールズグループの成長と進化を、過去から現在、そして未来にわたって考察できる一冊。 音楽を「見る」文化として世界で注目を集める彼女たちの成功の理由や、変化する市場が求める新たな成長のかたちを解説します。 第4世代のガールズグループが築く次世代のK-POP像と、韓国発の音楽がどのようにグローバルカルチャーへ進化していくのか、そのビジョンを見据えます。 批評や課題も交えながら、K-POPファンはもちろん、音楽や文化の未来に関心があるすべての方に届けたい内容です。 [目次] 【Part1】ガールズグループ市場についての理解と競争戦略 1.ガールズグループでも上位20%がすべてを占める - パレートの法則 2.バンド型ガールズグループQWERの輝かしい成功 - ポジショニング戦略 3.TWICEジヒョがサビを担当する合理的な選択 - 比較優位の法則 4.「ETA」のような歌詞を書いてみよう - ジップの法則 5.ガールズグループがダンス曲を歌う理由 - ホテリングモデル 6.IVE に乗り換えた理由 - 限界効用逓減の法則 【Part2】経営および投資戦略 7.視聴率1%の歌番組を無視できない理由 - バフェット効果 8.デビュー9年目のWJSNの生存 - 埋没費用 9.『プロデュース48』の選択 - 機会費用 10.少女時代がメンバーを補充しなかった理由 - メニューコスト 【Part3】行動経済学と大衆の意思決定 11.第3世代ガールズグループはなぜ9人以上なのか - リンゲルマン効果 12.101人少女たちの競争 - ナマズ効果 13.いつデビュー(カムバック)すべきか - ナッシュ均衡 14.『プロデュース48』に熱狂した理由 - イケア効果 15.IZ*ONEは最適の組み合わせだったのか - クラウドソーシング 16.ボーイズグループよりガールズグループの曲が知られている理由 - アイデンティティ経済学 【Part4】経済的波及効果とグローバル市場 17.お金がなくてもYouTubeがある - 反共有地のパラドックス 18.ツウィ事件と両岸問題 - バタフライ効果 19.国防部が生み出したBrave Girlsの奇跡 - 外部効果 20.トリクルダウン効果を期待したMiss Aとファウンテン効果で成功したTWICE 21.ガールズグループ7年目のジンクス - ビッグマック指数とポートフォリオ 22.なぜ乃木坂46はBLACKPINKを超えられないのか - ガラパゴス症候群
- ISBN:
- 9784907424442