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売買春の戦後史を豊富な資料で検証する。 敗戦国日本が無条件降伏をした翌日から、いち早く考えたのが進駐軍用「性の慰安所」だった。軍人内閣に代わって敗戦処理を担当することになった内閣の策は、国じゅう焦土と化し、ボロボロになった敗戦国で計画通りにゆかず、さまざまな悲劇を生むことになる。 広島長崎の惨状から十日前後しか経っていない時点、売買春の戦後史がスタートした。 序 章 十歳の個人的事情 第1章 救国と国辱の間ーRAAと米兵 第2章 米兵戦いに勝ち、性病に敗れる 第3章 赤線青線白線のあるカオス 第4章 風紀かカネか、悩む日本 第5章 必要悪から社会悪へー売春防止法の成立 第6章 売春防止法の抜け穴ぶり 第7章 国際交流と売買春 第8章 じゃぱゆき・援交ー拝金日本の末路 終 章 失ったものは何か 【略年表】売買春・性風俗関連事項/社会・世相 【参考資料】 あとがき

Price¥2,200
出版情報展望社白川 充

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