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情報があふれ返つているこの時代だからこそ、かつての澁澤龍彦や種村季弘らのように道標を示してくれる存在が必要なのであり、とりわけ埋もれたり排除されがちな異系の作家に関しては、その重要性は高い。本書は、その貴重な成果のひとつであると言えよう。長年にわたって異系の作家ばかりを追い続けてきた相馬俊樹ならではの見地で、非常に興味深い作家たちがここに集められ、それらの図像に秘められた美学が丹念に解題されている。

Price¥2,200
出版情報書苑新社相馬俊樹

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