
あなたの「語り」を聞かせてください --大学生が聞き取った、コロナ禍のオーラルヒストリー コロナ・パンデミックの幕開けから2022年に至るまでの、コロナ禍を生きる市井の人々のオーラルヒストリー。 人々の記憶や経験を聞き取り記録する「オーラルヒストリー」を学ぶ大阪大学の学生たちが、大学の演習授業での実践をもとに、災禍の語りに耳をすまし、自らの手で編む。留学生を含む学生、その家族や大学教員など、大学関係者を中心に、身の回りの人々の語りを収録する。 はじめにーコロナ禍のオーラルヒストリー 第一章 「緊急事態」の声を聞くー渦中の大学生が聞く・語る 2020年度聞き取りから 小豆島の自粛生活/捨て駒になった留学生/コロナ禍の教育現場/混乱する国境で/ハイデルベルクで岐路に立つ/「緊急事態」にすれ違う友情/頑張ってタメで喋りたい 第二章 コロナ禍を過ごしてきた阪大関係者が語る 2021年度聞き取りから コロナ禍のキャンパスを管理するー「大阪大学活動基準」の仕組み コロナ禍で「出かける」こと 第三章 大学祭のブースでコロナ禍を語ってもらう 2022年度聞き取りから 1日目 2日目 3日目 おわりにー編集の過程を振り返る 関連年表
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- 9784872596465