
はじめに 政策の総合化で農業を強くする 第1章 植物工場の人工光で育つ野菜の本当の役割 1 完全無農薬で安心安全な植物工場野菜 2 野菜が太陽光ではなく、人工光で生き生きと育つ理由 3 安定品質・無農薬の植物工場野菜が外食産業へ 4 野菜の栽培でエネルギーを有効活用する 5 ニーズに応える野菜をつくり、IOTで食卓に届ける 第2章 生活者が望むマーケットインな野菜を食卓に! 1 植物工場との出会い 2 野菜を取りまく現状 3 世代に合わせた野菜の食べ方で一家団らん 4 安心・安全な野菜を植物工場で 5 料理教室で伝えたい野菜のポイント 6 植物工場野菜の豊かな可能性 第3章 農業は環境問題につながる 1 地球温暖化による農業への悪影響 2 リン鉱石の枯渇は深刻な問題 3 農業による環境汚染の拡大 4 人口増と食糧危機は地球の苦悩 5 植物工場によるソリューションで未来を拓く 第4章 座談会 1 植物工場野菜の多様性が見える 2 入院中や病後、高齢者の食事に栄養価の高い植物工場野菜を活用する 3 大きさや味をカスタマイズできる、オーダメイド野菜の魅力 4 野菜が嫌いな子どもへのアプローチ 5 これからの露地農業と植物工場の合唱で食卓を豊かにする 第5章 植物工場の基礎知識 1 植物工場の種類 2 水耕栽培の種類 3 栽培できる野菜(約100種) 4 露地栽培野菜との違い 5 肥料の管理について 第6章 植物工場のコストと運用 1 イニシャルコスト 2 ランニングコスト 3 オポチュニティコスト 4 安心・安全・安定と衛生管理について 5 野菜の病気と対策 第7章 適切な種子の選択から始まる科学農業 1 使える種・使えない種 2 肥沃な土地と同じ養分の養液が育む 3 温度の安定が野菜の成長と味に与える影響 4 気候変動に左右されない出荷時期で安定供給が可能に 5 トレーサビリティで安心・安全・安定が保証できる農業へ 第8章 植物工場とマーケティング 1 従来型農業の現状と課題 2 食糧市場ニーズ 3 マイ野菜市民農園の成果と課題 4 プレミアム野菜の需要と供給体制 5 拙速な海外へのプラント輸出は避ける まとめ 未来農業への提言
- ISBN:
- 9784862832290