
●PICOからコホート研究、RCT、システマティックレビューまで、論文の読み方をやさしく解き明かす! ●医師、薬剤師、看護師問わず学べるEBMのレクチャー本 ●小説のストーリーに沿って楽しくEBMを学べる! EBMという言葉を知らない医療者はまずいないと思います。では、EBMを実践するとはどういうことでしょうか? そもそもエビデンスとは何でしょうか? 本書は「論文を自由自在に読めるようになりたい」「自分で解釈できる力を身につけたい」という医療者に向けて、数えきれないほどのEBMワークショップを開いてきた医師が語る、EBMのイロハや論文の読み方のレクチャー本です。大学生が主人公の小説形式で解説が進むので、サッと読めてわかりやすい構成です。本書を通じて学ぶことの楽しさを味わうことができます。 第1章 イントロダクション 1 EBMは患者の物語から始まる 第2章 PICO/PECO 2 PICOはあなたの臨床能力を伸ばす最強のツール 3 PICOになる疑問,ならない疑問 第3章 論文の調べ方 4 PubMed検索のレッスン 第4章 コホート研究とRCT 5 予後とコホート研究について知ろう 6 RCTは観察研究より偉い……のか? 7 RCTが絶対でないこれだけの理由 8 コホート研究はじめの一歩 9 自分の推しコホートを見つけてみよう! 第5章 もっとRCTを読む 10 ランドマーク論文を読もう 11 ちょっと難しい非劣性試験の読み解き方 12 Step 4(結果の適用)を考える 第6章 システマティックレビュー 13 まとめて評価するのがシステマティックレビュー 14 システマティックレビュー,Yes or No? 第7章 EBMのいろいろ 15 診療ガイドラインはどうやって作られる? 16 EBMの診断ってどういうもの? 17 EBMワークショップを開こう! 第8章 エピローグ 18 David Sackett,最後の講義
- ISBN:
- 9784840755948