ふるさとの花を撮り続ける著者の最新作品集。熊野古道と周辺の山で見られる花々の姿をとらえた写真約130点に、撮影の楽しみや花々への想い、古来から伝わる薬草と暮らしの記憶、そして変貌していく自然への懸念をささやくように添えた。穏やかな時を感じる滋味深い写真集。 ・ヒナノシャクジョウ……米粒が落ちている? ちいさなちいさな腐生植物。 ・バイカオウレン……根が小さくて薬草としては売れなかったけれど,花の美しさが補って余りある ・ジロボウエンゴサク……本格的な春の訪れを告げる花 ・ミズタビラコ……渓流沿いにみられる著者お気に入りの一つ ・カノコユリ……盗掘にされるのか,野山で見られなくなりつつある ・ツルリンドウ……赤い実が印象的 ・ヤマジノホトトギス……撮った数は一番多いという,著者の好きな花 ・クルマギク……紀伊半島南部だけで見られる植物 ・ホソバノヤマハハコ……卒寿を超えてから撮った花 ・カリガネソウ……魅力的な花。香りは残念            など

Price¥3,300

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