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認知症を患うと、ケア提供者に卑猥なことを言ったり、体を触ったりといった性的逸脱行為がみられることがあります。 本人は本能に基づき行動しているため、セクハラをしているという意識・自覚はなく、注意されたり拒絶されても効果がないばかりか、ケアの拒否もみられます。 一方、そのような行為を受けた側は、病気が原因だとわかっていても、傷ついたり嫌な思いをすることは多いでしょう。認知症高齢者の性とハラスメントに関する問題にどう対応すればよいのか──専門家と高齢者看護・介護の現場で働く専門職が自身の経験を踏まえ考察しました。 認知症高齢者の性的行動──荒木乳根子 介護現場におけるハラスメントの実態と防止について──村上久美子 認知症高齢者の性的逸脱行為への対応──堀内園子 認知症高齢者のセクシュアリティに関する倫理的配慮──戸谷幸佳 事例から考える 認知症高齢者の性的逸脱行為への対応──岡田まり、横井真弓、塙真美子、田中聡子 (column)利用者からのセクハラに一人で悩まない──北條正崇

Price¥990
出版情報日本看護協会出版会荒木乳根子/村上久美子/堀内園子/戸谷幸佳/岡田まり/横井真弓

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