
「ずっと一緒に生きていきたいんだ。俺と、結婚してほしい」 ーーアパレルブランド《アヴァロン》の若き女社長・本宮有凛子と、ライバルの老舗ブランド《SY》の御曹司社長・渋谷諒。セックス勝負から始まった関係は、いつしか甘い両想いに。 プロポーズを「なかったことにしてくれないか?」と言われたり、 有凛子の母・みなみが渋谷に接触してきたり… 相変わらず波乱含みのふたりだけれど、もう迷わない、揺らがない。 あとは結婚へ向けて突き進むのみ! 彼の所有する南の孤島で、夢のようなプレ・ハネムーン、 思い出を語らいながら肌を重ねる甘いひと時… 「何かがほしいと心から思うことなんて一度もなかった。 彼女と出会うまではーー…」 それにしても渋谷はいったいどうやって、あの曲者の有凛子母を説得したのか? そしてかすかに残る不安、怪しい雲行き…… ふたりは本当に無事に挙式することができるのか!?
- ISBN:
- 9784396701208