
音大に入ったらプロの演奏家になるのが当たり前? どうすれば音大卒の若者は仕事にありつけるのか? 音楽家が社会で受け入れられ、生き残るための道とは? 成功とは何だろうか? 音楽家とはそもそも何なのか? “--本書がめざすのは、将来演奏家としての活動を続けようという若者たちに、自分たちがなろうとしているのは「どんな種類の音楽家」であるのかを自由に考えてもらうことです。”(本文より) 音楽学生、音大卒業生は音楽家として、あるいは別の職業について、どう自立していくのか。世界中の若い音楽家と音楽教育の現場が直面している問題に、世界の音楽キャリア教育の専門家たちが答える。 文系廃止論が叫ばれ、音楽大学の将来が案じられる状況にある今、音大生そして音大が社会で受け入れられ、生き残るための道をグローバルな視点から探る。
- ISBN:
- 9784393937969