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舶来モノに目がなかった日本人が、いまや「国産」をありがたがる時代。一体、何が起きているのか? 食材から感染症対策、自給率、はたまたメディア事情まで。日本の来し方にせまり、私たちの食意識をあかるみにするスリリングな近現代史。 プロローグーー日本食礼賛の背景を探って     第1章 “国産”のブランド力 第2章 “トレンド”としての地産地消 第3章 「食えるものは食え」のこころーー明治から太平洋戦争まで 第4章  食生活の五五年体制 第5章  食糧危機ふたたび!? 大豆ショックとオイルショック 第6章  添加物恨み節 第7章  一人歩きした日本食礼賛 第8章  バブルの後にやってきた黒船ーー牛肉・米の市場開放 第9章  空前絶後の粗食ブーム 第10章  集団食中毒二〇年史 第11章  狂牛病パニックーー地に墜ちた食の安全と国産信仰 第12章  あぁ、食料自給率 エピローグーー情けなくも愛おしいメイド・イン・ジャパン

Price¥2,200
出版情報春秋社畑中 三応子

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