
「夫のために、介護施設をつくる! 」 一人の主婦が決意し、15年かけて実現した、 入居者の幸せを追求する施設とは 食事は施設で手づくり 添い寝で眠れない人の心に寄り添う 介護施設ではタブー視される晩酌も許可 業界の非常識が、 入居者の笑顔と長生きにつながる 介護業界は現在、介護を必要とする高齢者の増加、介護職員の人手不足や待遇への不満、 施設不足による介護難民の発生など、さまざまな問題を抱えています。 多くの施設が「業務優先の一律なケア」に偏り、 入居者はもちろんスタッフの満足度も下げていると考えた著者は、 「誰もが自分の家で過ごすように暮らせる」理想の介護施設をつくることを 決意しました。 「薬は減らせばいい」 「認知症でもどうってことない」 「塩分は気にせず好きな物を食べればいい」 主婦、薬剤師、ケアマネージャーなど、さまざまな顔をもつ著者の、 型破りながら入居者に寄り添った介護施設はやがて注目を集め、人気を博していきます。 本書では、著者の視点から介護施設経営の歩みと理念をつづるとともに、 本当に必要とされる介護、あるべき介護施設の姿について論じます。
- ISBN:
- 9784344936867