あの日の少女へ。私、スナックのママになりました。 婚約が成立してすぐに豹変した夫。夢を語り合った夫はどこへ......。 原因が分からず、苦しんだ30年。 「スナックをやったら......」と夫のひと言で私の人生は大きく花開く。 波乱万丈な日々の軌跡をあざやかに綴ったエッセイ集。 心ない噂を耳にしながらもスナックという職業に誇りを持ち、 誰の助けも借りずに娘の教育と自分の15歳の夢に向かって歩き出した54歳、第二の人生。 そこには時代も良かったけれど温かい人たちが待っていてくれた。 あの時の夫のひと言は、それまでの彼の振る舞いを すべて帳消しにする程大きな言葉だと思った。 水商売で多くの人と出会い人生が花開いたその先に15歳の人生の青写真が......。 【目次】 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章

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