
■大重版が続く超人気シリーズ、待望の第3巻!!■ 七夕の頃。銀市(ぎんいち)と旧知の神使・灯佳(とうか)を助けた珠(たま)は、礼と称してなぜか五歳の姿にされてしまう。望んでいない"礼"に困惑するが……? 時をあわせたように、神隠しの噂が店に持ち込まれる。珠は子ども姿でも役に立ちたいと努め、解決の糸口を見出す。しかし同時に、幼い体に引きずられ、独りではままならぬ感情と経験を噛みしめる。 人に上手く頼れぬ彼女に、銀市たちの慈しみが注がれーー自覚したのは、温かな気持ち。 一方その背後では、隠し神の噂を皮切りに、銀市や珠を巻き込む哀しい昔物語が蘇りつつあった。 ■スクウェア・エニックス「マンガUP!」にて、コミカライズも好評連載中!(2021年10月時点)■ 序 章 思案乙女と白昼夢 第一章 乙女と旧知と恩返し 第二章 童心乙女の遊び方 第三章 恐慌乙女と手当て 第四章 焦燥乙女の選択 第五章 朧と霞と我が儘乙女 終 章 芽ぐむ乙女と秘める者
- ISBN:
- 9784040740607